小川町小瀬田プロジェクト

小川町の小瀬田を舞台にした、自然景観の回復、農業の体験などを通したローカリゼーションの実践的な学びの活動記録。
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加工用トマトの定植
2009年 05月 02日 |
小瀬田のダイズの後作に加工用トマトの苗を、一畝につき約50本、8畝計約400本定植。
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先週、作られた苗代からはイネが芽をふき始め、
畑では小川町の他の地域ではあまり見られない
ウスバシロチョウが舞っている。
空にはタカも見られた。

昨秋みんなで拾ったトチの実は土の中で冬を過ごし、
予想以上に芽を出している。





5月2日 八十八夜
●天候 : 晴れ
●節気
二十四節気 : 穀雨 田畑の準備にあわせて春の雨が降る
七十二候 : 牡丹華 ぼたんはなさく
●参加者:桑原 衛&佳子&雪、QK
●活動概要:加工用トマトの定植、小瀬田の観察

<加工用トマトの定植>
ぶくぶく農園のビニールハウスから、ある程度生育したトマト苗を選ぶ。ピートモスのみの鉢土で育った苗は緑の色が濃く、自家製培養土で育ったものの方は緑が薄いが、定植すれば生育に違いはなくなる。
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ダイズの後作の畑に鶏糞を施し、生分解性マルチをかぶせた畝に「ポッコン」なる手動の穴あけ移植器に鉢から取り出したトマト苗を一個ずつ入れては、マルチ上から直接株間60cmで植えていく。(通常45cmの株間にするが、そうすると病虫害は避けられないため結果的に農薬が必要になる)苗の根っこ部分をほとんどいじることなく、また破れやすいマルチを乱すこともなく植えられるので便利な器具である。
東西にまっすぐ作られた畝は、畑の形に対してハスに立てられているように見えるが、日当りと作付け数をめいっぱい有効にできるようになっている。
かまぼこ型に整えられた畝は、マルチを比較的容易に施すことができ、桑原さんがトラクターの刃を付け替えることによってそれらの作業効率が格段にアップしたそうである。
一畝につき約50本のトマト苗を8畝約400本植える。

<ウスバシロチョウ>
ぽったんが帽子でウスバシロチョウを素早くとらえて見せてくれる。
桑原さんいわく、小川町でこの蝶が見られるのは小瀬田周辺だけ。
食草はムラサキケマン。c0167329_11483169.jpg













<イネの芽吹き>
苗代ではイネが芽を吹き始めた。
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<バックミュージック>
アマガエルの鳴き声

<ハチ>
ニホンミツバチがウメの樹下でさかんに活動


<キハダのひこばえ>
水路沿いの道が整備されたときに伐採されたキハダからひこばえが出ている。c0167329_135137100.jpg













<トチノキの実生> 
まとめて土中に保存されていたトチの実は案外発芽率が良かったため、
タネ同士の根がからみあいそうな状態になっており、
一年目は孟宗竹を利用したポットにそれぞれ植え替えて、
定植するまで半日陰の地面に埋ける予定。   
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<軒下のセロリ>
桑原家の玄関先軒下ではセロリが立派に生育。じゅうぶんな水が必要なセロリにとっては雨樋から落ちる水と、少量の液肥でこのように旺盛に育ち、日常の食卓には事欠かない。このセロリの種子は自家採種されたもの。c0167329_14343715.jpg

<タカ>
小瀬田で飛んでいるのを見かけるのは珍しいが、カラスの群れには案外弱いのを、かつて桑原さんが目撃しており、あえて本気を出して戦わないようわざと負けているのか、子育ての最中のカラスがほんとに強いのか。

<よもやま話>
・グローバリゼーションはものすごい勢いで、ヘレナさんの話よりも早く進んでいるため、現実的対策が追いついていないのと、危機感も多方面から出て来るなど、すでに一般的になりつつあり、一度話を聞いた人にとっては新しい情報ではなくなるように、そもそも情報さえも「使い捨て」になっているようにみえる昨今の状況から、ひとつひとつの問題に対して突っ込んだ、地に足着いた取組が中々なされにくいのではなかろうか。継続的な行動に結びつけるにはどうしたらよいか。


<おみやげ>
・エンドウマメと、家庭菜園用の苗をいただく。
パプリカ(赤黄)2、ひょうたん2、コールラビ3、加工用トマト1
自家採種セロリは小さいので一鉢にガサっと7,8本。
(後日、残念ながら、ヒョウタンの一つとコールラビはあっという間に虫に食べられてしまった。)
・小瀬田の畑の端に生えていたイタドリ(スカンポ)をいただく。蓚酸が強いが、軽く湯がいてから一晩水にさらしたものを炒めて醤油で味付けすると歯ごたえのあるおいしいおかずに。これが山暮らしを偲ぶよすがとなる。

<小川町駅のツバメ>
町の入り口にツバメの巣があるのは、あかるいきざし。
幸せと繁栄の象徴であるツバメ巣も、昨今の狭量な世の中にあっては、
車を汚すなどの「糞害」呼ばわりされて撤去されるのを各地で目にするが、
それを回避するためにこのような心遣い。蝿取り紙までつけられていて優しい。
ツバメ糞は貴重なリン酸源になるので、回収利用すれば一石二鳥。
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<おまけ>
小川町駅発の電車で向かいに座った人から、掘り立てタケノコとウドをいただいたので、お返しにエンドウをおすそわけ。


(記録:QK)

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