小川町小瀬田プロジェクト

小川町の小瀬田を舞台にした、自然景観の回復、農業の体験などを通したローカリゼーションの実践的な学びの活動記録。
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大豆の収穫&新米を食べる
2012年 11月 25日 |
11月25日 晴天
大豆の収穫
小瀬田の新米を食べる

タマネギの定植が前日までに完了していたので、
本日の作業は桜並木の畑にてダイズの収穫。

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参加者が一畝ずつ担当し、すでに乾いて半ば立ち枯れたように生えているダイズを茎ごと一本一本、
普段はトマト等の添え棒に使っているアルミの棒を使って、
根の間に食い込ませて浮かすようにして軽く掘り上げつつ引き抜き、
根周りの土をよく払ってから数束ずつ畝上にまとめます。

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莢の中から時折こぼれ出てきそうな豆は、ほとんど乾いてまんまるですが、
中にはまだ水分が残る長楕円形体のものもほんの少しあります。

今年は雨が少なかったため、例年よりもダイズの根張りが深いそうです。
人が立ったままの状態で引き抜こうとすると、
力が余計にかかる上、抜けた時の反動もあるので、
地面に膝を付けておこなうことで、より簡単に抜くことが出来ます。

畑の道沿いの一角に抜いたダイズを全て集め、
立てて並べておきます。

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小川町特産種の青山在来。地元の豆腐屋さんでは外国産ではなく、このダイズを原料にしています。



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 こちらは黒豆。毛が多い莢のせいで、青山在来より色濃く見えます。


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これは、こぼれダネから発芽した白菜とカラシ菜類が交雑したものらしく不結球型で、
つまんでみると調理向きの美味しそうな味わい。
アブラナ科は交雑しやすく、
とりわけカブと菜っ葉(白菜、コマツナ、チンゲンサイ、ミズナ等)とはすぐに交雑してしまう。
同じアブラナ科でもダイコンは他の菜っ葉との交雑が無い。


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ダイズ畑に混植された、ケツメイシ(ハブ茶の原料・Cassia Tora =熱帯アジア原産)が実っています。放任栽培であればさらに背が高くなるそうです。
この莢の中の小さな実をから煎りすると茶色が濃くなり、
鍋に小さじ半分くらいの少量を煎じて喫すると利尿作用に優れたハブ茶としてコーヒーの代用に。
ケツメイ(決明)とは目を開く、すなわち視力を増すことからの命名で、
ハブは、ハミすなわちマムシ(関西の一地方ではハビとも)のことで、
蝮に咬まれた時にこの草汁をつけるとよいことから転訛されたようですが、
現在では蝮の毒消しとしての薬効は無いことが判っているとのこと。

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2基の野天カマドでは、
桑原さんが朝から用意してくれていた温かい豚汁と小瀬田の新米が炊き上がり、
参加者それぞれ持ち寄ったオカズを皆で分け合いながら美味しくいただきました。
きれいなおこげも出来、余ったご飯で桑原さんが人数分のおにぎりを作ってくれて、
嬉しいお持ち帰りに。

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隣の農地との境界にある石碑は馬頭観音。
荷役等に活躍した末に路傍で斃死した馬の霊を供養すべく建立されたもので、
人と荷が行き交った街道筋や古くからの農道沿いによく見られます。
牛馬等の家畜が人並みかそれ以上に大事にされていた時代が長かった名残。
ちなみに桑原家では、卵と肉を提供してくれ家計を養ってくれる鶏を、
「お鳥様」といって大事にされているそうです。
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青空カフェは、NPOのパルシックから高木さんと権並さんが来られ、
同団体が民際支援をおこなっている、
東ティモールのコーヒーと、スリランカの紅茶を出してくれました。
これがあることで作業の張りもちがいます。

澄み渡った青空のもと、風も夕方少し吹いたくらいで良い作業日和となりました。

指導 桑原衛
参加者(敬称略)計14名
平山雅士・友子、平山さん友人親子、横川、三橋、三好、中山さん親子、牟田口、河野
 青空カフェ/パルシック 高木・権並
 報告 /河野
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