小川町小瀬田プロジェクト

小川町の小瀬田を舞台にした、自然景観の回復、農業の体験などを通したローカリゼーションの実践的な学びの活動記録。
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ジャガイモの種芋の植え付け
2008年 03月 09日 |
c0167329_16482999.jpg 小瀬田は、木々の芽吹きまでもう一息といった感じ。作業は、ジャガイモの種芋の植え付けを行った。種芋を3~4等分にして、それぞれ元気な芽を1つだけ残して他はとる。切った種芋は、30cm間隔で芽を上にして一列に土の上におく。芋と芋の間に鶏糞肥料をお碗いっぱい置く。芋と肥料は、離れていれば芋は必要な分だけ栄養を肥料からとれるが、くっついていると栄誉過多になってしまう。




●節気:啓蟄(けいちつ/冬ごもりの虫が這い出る頃)蟄中啓戸(ちっちゅうこをひらく)
   *翌日10日からは桃始笑(ももはじめてわらう)
●天候:小春日和、作業日和
●参加者:トミ、Osaki、Ohata、Omura、Tsunoda、kamata、Q、ペンギー、
      ゲンジン、サト 合計10人
●小瀬田の様子
・木々の芽吹きまでもう一息。
・畑のわきにはオオイヌノフグリがたくさん咲いていた。花の少ない早春にミツバチが子育てをするための大事な蜜の供給源。他ホトケノザなど。
・啓蟄なのだけれど、土の中の虫の動きはあまりなかった。

●作業<ジャガイモの種芋の植え付け>
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・種芋を切る
 男爵芋。3~4等分にして、それぞれ元気な芽(赤い芽ならばOK、黒ずんでいる芽は×)を1つだけ残して他はとる。栄養が分散しないようにするために。種芋をあんまり小さくしてしまうと、(気温が摂氏30度を超えると枯れてしまうため、夏に高温になる)日本の場合は約4ヶ月(6月)で収穫なので、最初に伸びるのに時間をとられ、4ヶ月で育てられない。
・灰をまく
 芋はカリで育つ。カリが少ない土地には灰を入れる
・種芋を植える
 竹に30cm間隔に印がついたものを置いて目安にしながら、30cm間隔で芽を上にして一列に土の上におく。芋と芋の間に鶏糞肥料(剪定枝、もみがらと混ぜたもの)をお碗いっぱい置く。芋と肥料は離す。離れていれば芋は必要な分だけ栄養を肥料からとれるが、くっついていると芋は肥料から逃げられなくなってしまう。(栄養過多で腐って枯れてしまう)
・くずの根っこや石の取り除き
 畑はくずだらけ。(桑原さんが先に取り除いて畑の隅に積んであった葛の根のでん粉質が醗酵して甘い匂いを放っていたので、お酒の代用になるかもしれない。また、くず粉の製造が可能なら将来的に懐かしい未来ネットワークの仕事の一つになるかもしれない)
・今日じゃがいもを植えたところは、収穫後、大豆を植える予定。じゃがいもの収穫は人手がいるので、ぜひ大勢で来てほしい。
・ちなみに、じゃがいもを植えたところの下(小屋があるところ)は加工用トマト。その下は田んぼ。その下はかぼちゃ。そこから下はずっと田んぼ。

●昼食時の四方山話(加藤さんに用意していただいたトン汁を囲んで)
・不法投棄のために掘られた穴は、何事もなかったように埋められていた。(いきなり地元の地権者が田んぼに巨大な穴を掘って不法投棄しようとする事件が2月に発生して、関係者は衝撃を受けた)
・角田さんの家
 ログハウスを建設予定だが、一度建物壊したら市街化調整区域で、崖のそばに家を建てる許可が下りなくなってしまい困っている。合併浄化槽は電気代が月2千円もかかるので、新見式で生活雑排水を処理する予定。
・糞尿堆肥
 桑原家、家の糞尿をためて堆肥にしている。5人家族で800Lタンク1つに、500L6つ設置。2年ですばらしい堆肥になる。小麦など7割増しの収穫が得られた。
・バイオガス
 液肥は有機農家で活用。ガスの方は上横田(?)ではホンダとのコジェネプラ ントの共同実験が行われている。有機農家や菜食の人の糞尿が原料だと、いいバイオガスが出る。
・ゴルフ場跡地
 東秩父村と、地主(醤油屋)が所有。その地主の奥さんも婦人会などの活動にも熱心なので、小瀬田プロジェクトにも理解示してくれると思う。醤油屋というのは屋号。そのほか水嚢屋、乾燥屋など、屋号で呼ぶ習慣が残る。(ちなみに今回ジャガイモを植えた畑の地主は「蒟蒻屋」、桑原さんは「やぎんち」)
・自然
 もう少しで新緑の季節、それは本当にすばらしい光景。夏の作業の休息時に水浴びをするのにとびきりの水場もある。桑原さんの秘密の場所。腰越の分校跡近くの淵。

●今後について(桑原さんの奥さんからドラ焼きの差し入れを食べながら)
・苗づくり
 販売できるものも意識してつくっていきたい。長期的展望をもって、何からはじめるか計画していこう。地元の食品メーカーから小瀬田を使って山椒の苗を育てたいという依頼があったので、桑原さんは山椒の苗の育て方を学ぶ意味でも有益と考え承諾。(樹木だけでなく山野草などの草花もどうか?小瀬田の近くに草花ばかりを育てている桑原さんの知り合いがいる。樹木は当面20種類くらいに絞りつつ苗を入手し、育てていければ)
・農具
 ある程度そろえる必要がある。鎌は各自で。草刈り鎌2、3といくつかの種類の鍬。宿泊で来た時にでも、夕方~夜に小川町の店に一緒に買いにいってもよい。
・小動物救出作戦
 カエルが水路に落ちたまま卵を産んで川に流れてしまう。水路から這い上がり田んぼにわたれるような簡単な仕掛けを設置し、卵を田んぼに産ませたい。トウキョウダルマガエル(トノサマガエル)、アカガエル、シュレーゲルアオガエルなど、小瀬田はカエルの宝庫。次回までにできれば誰かがサンプルを作って来る。水路の縦横の長さを知る必要あり。→加藤さんがじゃがいもを植え付けに行く時に調べる?桑原さんに頼む?田んぼのことで忙しくなる前にやってしまいたい。
・ホタルを増やす作戦
 カエルの水路と反対側の水路周辺の薮刈りをして、水路に日があたるようにして、ホタルを増やす。これも、田んぼのことで忙しくなる前にやってしまいたい。
・小瀬田での宿泊
 テントは事前に地元関係者に言っておけば可能。不法投棄未遂事件があったので「不法投棄監視中」などのぼりを立ててもいいかもしれない。今回の参加メンバーの中では2名が6人用テント、1名が2名用テントを持っている。数名泊まれる小屋もあるがトイレ・水道がない。一泊1000円程度の公共宿泊施設もあり(県立小川げんきプラザ)。中期的予定をたてて、ここにあらかじめ予約入れるという方法もある(宿泊は3カ月前から受付)。
・援農
 いつでもどうぞ。むしろ少人数がよく1名から可。朝からなら9時ぐらい、午後からなら12~13時ぐらいに小川町駅に着くようにすると、桑原さんとしては送迎等都合がよい。作業予定はこのMLで流してくれる。
・田んぼの一画をなつみら用として確保してもらった。あぜを作る必要あり。これも4月中。
・加藤さんを主担当とする「自主管理農園」はハウスの横に確保できる。だが、水路の直しの作業や畝立てが必要。ジャガイモ植えるなら、今回植えたところの空いているところに植えたいもの(キタアカリ、インカのめざめ各1kg)を植えてもよいと思う。
(桑原さんのジャガイモは男爵なので、品種の違いが見られていいかも。)
                                                   以上
<記録:ペンギー 加筆修正:Kamata、Q>
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